寒暖差が激しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
5月5日は子供の日ですが、もともと五節句における「端午の節句」を祝う日でした。3月3日の桃の節句(雛祭り)の対になる存在として男の子の成長を祈願・お祝いする日として広がっていますね。端午の節句で飾る鎧や兜は昔の戦道具であり、身の安全を守る象徴とされ、交通事故や病気から子どもを守り、健やかに育って一族が繁栄するようにという願いを込めて飾られます。鯉のぼりも健やかな成長と立身出世を願って飾られます。菖蒲湯(しょうぶゆ)は、菖蒲の根や葉をお風呂に浮かべて入浴します。端午の節句に合わせて、菖蒲の強い香りで厄や穢れを祓う意味合いを持ってました。
菖蒲にはリラックス効果があり急激に暖かくなってきた5月の体を整えるために菖蒲湯が生まれたとする説もあり、家族みんなで菖蒲湯に浸かるのがおすすめです。5月病と言われるように体調を崩しやすい時期です。「無理に頑張りすぎる必要はない」とある程度おおらかに構えたり、体調が悪ければ誰かを頼りにして、しっかり休んだりすることも大切ですね。
今月の掲示板です。